とある都内のインド料理屋さんでのこと。僕は2食のインドカレー・ナンセットを注文して、美味しくナンを食べていました。(上画像)
おかわりナンを注文して、ふと、厨房に目をやると、インド人らしき男性が丸まった記事を手で伸ばしています。出来上がったのは、先程食べていたナンのあの形です。
そこで、ふと、こんな疑問が頭に浮かんできました。
「ナンって何であんな形なん?」
僕の大分弁と相まって、韻を踏んだ非常にリズミカルな疑問ですね。ひらがな・カタカナ・漢字の全ての”なん”が使われています。
それはさておき、僕はナンの形の由来がどうしても気になって調べることにしました。同じように気になって調べに来た方のためにも、以下にその調査結果をまとめておきます。
ナンの形の由来には複数の説がある
ナンの形について、主にネットで調べたところ、由来には複数の説があることがわかりました。
以下に列挙していきます。
説1:日本で最初にできたインド料理屋のナンの形を引き継いでる
説1は、日本で最初にできたインド料理やに由来するものだとか。日本のナンがあの形なのはインドからそういう形で持ち込まれたからだ、という主張ですね。
じゃあ、インドのナンがそういう形な理由は何なの?
これでは、疑問は解消できませんよね。次の説を見ていきましょう。
説2:単純に大きく見せるため
本当に単純な理由ですね。しかし、一切根拠は載っていなかったので、こんな説では納得できません。
次に行きましょう、次に。
説3:タンドール(窯)に貼り付けやすいから
おっ、ちょっとそれっぽいかも?下の画像のように、ナンはタンドールという専用の窯で焼き上げます。
側面に貼り付けるように焼いていくのですが、この貼り付けや取り出しの作業にあの形がいいのかもしれませんね。
ただ、これも根拠のない話らしいので、真実かどうかはわかりません。
説4:神の使いである象の形
気のせい。
説5:インド半島の形
気のせい。
ということで、説3がこの中では妥当な感じですかね。
インドではあの形じゃない!?
それはさておき、ナンの本場インドでは、日本で売られているような形ではなく普通に丸型で売られているみたいです!
いや~、日本人の僕にとっては意外でしたね!本場と違った形で流通しているとはなぁ…。
ほんと、なんでなんでしょうね。
結局、ナンの形の由来はわからずじまいでした。
結論:調べるだけ時間の無駄
1時間近く調べたのですが、明確な答えは出てきませんでした。つまり、どの説も決定打にかけており、何が本当なのかは判断できないということです…。
わからないことは放って置かずに調べる。とても素晴らしいことですが、ナンの形の由来に関しては調べるだけ時間の無駄になるので、ここらで諦めましょう。
落とし所としては、「本場インドでは日本のような形ではなく、普通に丸い状態で食べられている」という豆知識を得たといったところですね。
少しは話の種になると思うので、ぜひご友人にお話してみてはいかがでしょうか?
それでは、今回のお話はここまで。記事が面白かったという方は、ぜひTwitterなどでシェアしてみてください^^
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